お子様の恐怖心を和らげる歯科治療
歯医者さんが怖くて治療に行くことができないお子様や、恐怖心から泣いたり、暴れたりして危険なお子様も大勢いらっしゃいます。
そういったお子様の場合、当院では「笑気吸入鎮静法」という方法を取る場合もあります。
この笑気吸入鎮静法とは、 30%の笑気ガスを鼻から吸いながら歯の治療を行うもので、笑気を吸入している間は恐怖心や痛みを和らげ精神的にリラックスした状態で、楽に歯科治療を受けることができます。
笑気吸入鎮静法は副作用の心配はほとんどなく、鎮静状態から回復も早く、治療後はすぐに帰ることができます。完全に意識を消失させるものではないため、治療中に不快症状を感じたら歯科医師に訴えることもできるので安心です。
お子様にとって予防歯科が大切な理由
子どもの歯は、大人の歯と違って非常にデリケートです。歯磨きの仕方や生活習慣などによってすぐに虫歯になってしまい、ひとたび虫歯になってしまったらとても早いスピードで進行していきます。
また、乳歯期から永久歯に生え変わりをする時に虫歯の状態になってしまっていると、永久歯の歯が虫歯で生えてきたり歯並びなどにも影響してしまうなんてこともあるのです。
そのためてらだデンタルクリニックでは、まず「虫歯にならないこと」が重要だと考えていらっしゃいます。
虫歯にならないための予防歯科ってどんなことをやるの?
フッ素塗布で虫歯に強い歯に
フッ素は歯の再石灰化を促して虫歯に強い歯を作る性質があります。このフッ素を歯に塗布して、虫歯予防に役立てることができます。
3~6ヶ月毎に定期的にフッ素を塗布して予防をしていくことがおすすめです。フッ素は無料で塗布をすることができますのでお気軽にお問い合わせください。
シーラントで溝を埋める
奥歯の噛む部分には溝があり、この溝に汚れが溜まってしまう為虫歯になるケースが多くあります。
そこで、粘着力のあるプラスチックで奥歯の溝を埋めてしまうことにより、虫歯を防ぐ方法がシーラントです。シーラントは剥がれることもあるので、定期的に行って効果を持続させましょう。
お子様の歯を守るために、ご家族の方にお願い
お子様は、自分で自分の歯の健康を管理したり守ることが困難です。お子様の歯の健康を守るためには、お母様やお父様、おじいちゃん、おばあちゃんといったご家族の方のサポートが非常に大切です。
自宅でしっかりと予防歯科を行う、定期検診に足を運んでいただくなどご家族と歯科医院が協力することで初めて適切な予防歯科ができているといえるでしょう。
まず、日常生活の中で下記のようなことに注意をしてください。
- 朝、昼、夜の食事後はしっかりと歯を磨き、最後に仕上げ磨きをしてあげてください
- 規則正しい生活を送ること、バランスの取れた食事をとることを心がけてください
- 大人の食べかけをあげたり、使った箸やスプーンで食べさせたりしないでください
- 寝る前に口に何かを行ったら、必ず歯磨きをしてください
- 定期検診にしっかりと通ってください
もしお子様の歯に異常が見られた場合はすぐに歯科医院を受診してください。